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【感想】NHKドラマ「監査法人」第三話

こんばんは。

 NHKドラマ「監査法人」 第三回「粉飾連鎖」、またまた面白かったですね。だんだん、物語も核心に近づいてきましたね。今回も(ちょっと長くなりますが)あくまで一人の診断士として感想を書きます。

 今回は何と言っても吉野主査(勝村政信)の心境の変化が見どころでした。
 吉野は、大学時代の親友が社長を務める会社の監査を担当し、粉飾を認識しながらも将来の成長を見据えて全責任を負い監査を承認しました。ところが内部告発で粉飾決算が発覚し、結局親友の企業を守れなかった。一方で、ジャパン監査法人理事長の篠原(橋爪功)からは、飛鳥屋の粉飾決算に目をつぶった実績を買われて東都銀行の主査を任され、さらなる重圧がのしかかる。
 しかし、吉野は粉飾を見逃しても妥協点を探ってきた過去のスタイルから目覚め、厳格監査を主張する若杉(塚本高史)を監査チームに加え、厳格監査で東都銀行に臨む。厳格監査では、東都銀行は破綻状態にあることが判明、篠原理事長と衝突。その一方で、決算を否認されそうになった東都銀行の役員が自殺、吉野も自殺をほのめかす展開。 で今週は終了。

 銀行は融資先の財務内容や貸出の状態を査定し、融資先を倒産リスクに応じて正常先、要注意先、破綻懸念先、破綻先などに分類します。この査定作業を自己査定といい、この自己査定に基づき不良債権への引き当てを積むので、自己査定は当時の銀行決算の生命線でした。
 この査定を甘くすると引き当ては少なくて済むので自己資本比率は高く見え、厳格に実施すると自己資本比率は少なく見えます。銀行は、海外業務を手掛ける場合、自己資本比率8%を維持する必要があり、国内業務を手掛けるには4%の自己資本比率が必要です。
 海外業務を手がけるメガバンクは当時8%を維持すべく必死でしたが、このドラマでは4%をめぐる攻防という設定になっていましたね。最近話題のみずほFGの転換価格の問題も、この自己資本比率を維持するために1兆円増資をやったことが影響していますね。

 ドラマでも、ジャパン監査法人が東都銀行の自己査定を否認し自己資本比率が4%未満であると認めれば、東都銀行は破綻です。実質債務超過なのに東都銀行によって生き延びていた飛鳥屋も当然破綻、飛鳥屋の粉飾を承認してきたジャパン監査法人の立場も危うくなる・・・。まさに、タイトルの通りの「粉飾連鎖」です。

 第2話でもちょっと触れられていましたが、「若杉はなぜ会計士を志したの?」と茜(松下奈緒)マスター(清水章吾)に尋ねるシーンが出てきました。若杉は、篠原理事長を頼って企業の経営者が相談に来るところをずっと見ていて、篠原理事長の語る会計士の理想に憧れて会計士を志した、ということになっていました。だからこそ、理想(厳格監査)と現実(旧来型のなれあい監査)のギャップを知ってしまったときに自分の目指す方向性に悩み、憧れた篠原自身が「なれあい監査」で監査法人を成長させてきたことが許せない。

 診断士試験でも、診断士の誰かに憧れて診断士を志す人もたくさんいるのでしょう。若杉がそうであるように、目指す存在があるのは合格へ絶大なモチベーションを発揮します。たまに思うのですが、こうやって診断士としてブログを書いていると、自分の知らないところで受験生やこれから志す人が読んでくれているかもしれないと思うことがあり、変なこと書けないなぁと感じることがあります。そんな憧れられるほど立派な診断士ではないですが(笑)。

PS  よみまさんよりこのドラマのNHKの公式サイトの掲示板を紹介頂きました。会計士、経理マン、会計に全くなじみのない人、単純に出演者のファンなど様々な人から意見が寄せられていて面白いですよ。




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コメント

ほとんど連続ドラマは見ないのですが、今回はついつい見てしまっています。ホントおもしろいです(松下奈緒もいいですね)。
ブーちゃんさんのコメントの最後のところ「誰かにあこがれて診断士を~」のくだりは、ホントにそうですね。
自分もいろいろと気にしなくちゃいけません、本当に。

お~記事に名前が出てる♪

こんにちは。よみまです。
今日は素朴な疑問を。
ドラマ「監査法人」では、「大蔵」とか「MOF担」とかいう言葉は使われているのに、なぜ金融庁(設定は2002年か。もう金融監督庁から名前が変わっている)は「財政監督庁」なんでしょうね?

>shibajinさん

こんばんは。
監査法人、おもろいですね。
松下奈緒も、いい感じやし。
若杉が会計士にあこがれ、なった後に理想と現実に悩むをみて、診断士受験生と診断士としての立場を考えました。診断士になってみると、思ってたのと違う部分も確かにあるし。だからこそ、理想を語っちゃう部分もあったり。難しいですね。



>よみまさん

こんばんは。
財政監督庁or金融庁ですが、MOF担や大蔵省はドラマでは単語がちょっと登場するくらいですが、金融庁はけっこうストーリーの核心なので、実名を避けているんでしょう。金融庁を実名にするなら、銀行や不良債権で話題になった会社も実名になっちゃいますよ(笑)。事実を基にした取材も結構織り込まれていますので、あくまでフィクションだと、ドラマの早い時間で念押しもしてますしね。

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